防音建材

対象区域かどうかは、お住まいの各市町村、または管轄の防衛局にご確認ください。

防音工事とは

国の助成金で住宅防音工事が受けられます
防衛施設と周辺地域の調和をはかるための施策として、防衛施設と国が定めた周辺区域内では、防音工事に対して助成を受けることが出来ます。対象区域かどうかは、お住まいの各市町村、または管轄の防衛局にご確認ください。

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注意) 当サイト上に表示されている遮音性能は、JISで定められた方法により実験室で測定した測定値です。実際の建築物で測定したときは実験室とは音場(※)が異なりますので、両者の測定値に差異が生じます。

※ 音場:音波の存在する空間

SH防音Ⅱ/Ⅲ型・出窓(住宅防音)

1. 商品バリエーション

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2. 工法名称について(Ⅰ工法/Ⅱ工法)

住宅防音工事は「防衛施設周辺住宅防音工事標準仕方書及び外郭防音工事標準仕方書」に基づき、W値が80W以上の区域は「第Ⅰ工法」、75W以上80W未満の区域は「第Ⅱ工法」による工事を実施します。

W値とは、「WECPNL(加重等価継続感覚騒音レベル)」の略で、飛行回数、航空機騒音の強さなどから算出された「うるささ指数」の単位です。

3. 計画防音量

区域の区分
計画防音量
工法名称
三協アルミ製品
80WECPNL以上の区域
25dB以上
第Ⅰ工法(AB工法)
SH防音Ⅱ型(第Ⅰ工法)
75WECPNL以上 80WECPNL未満の区域
20dB以上
第Ⅱ工法(C工法)
SH防音Ⅲ型(第Ⅱ工法)

(注)計画防音量は、500Hzにおける総合透過損失値を基準としています。なお第2種区域(90WECPNL以上の区域)においては、当該住宅の状況に応じて第Ⅰ工法に更に必要な工事を付加します。

4. グレモン機構(引き違い窓・玄関引戸の特長)

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5. グレモン装置/グレモンハンドル(框ドア・フラッシュドアの特長)

ハンドルの上げ下げによってハンドル部の締め付けと同時に戸先部内臓のグレモン装置が働き、連結材・ロッド棒の連動作動で上枠・たて枠下部からも強い力でドアを枠まわりのタイル材に圧着させ、高い気密性・遮音性を保ちます。

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SH防音Ⅱ型・PG型(砲撃音対策用 住宅防音)

沖縄本土に移転された米軍射撃訓練基地・演習場の周辺地域では、苛酷な外部条件に対して居住環境を確保するための砲撃音対策が不可欠となっています。「SH防音Ⅱ・PG型」は、砲撃音など比較的低周波の騒音や振動を防ぎ、さらに振動によるがたつきも防止する、 防衛施設庁仕様の高性能住宅防音サッシです。複層ガラスによる結露防止や、強風時の笛鳴り音を抑える枠・障子の気密材などにより、安定した性能を発揮します。また、台形や角型の出窓も追加し、多様な建築ニーズにお応えします。

1. 商品バリエーション

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2. 工法について(A工法/B工法)

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A工法・B工法はサッシ本体が同一で、ガラス厚が異なります

■A工法性能
遮音性は、複層ガラス(6㎜ガラス+空気層6㎜+4㎜ガラス)を使用し、下図の遮音性曲線を上回り、かつ125Hzのオクターブバンド換算値が25dB以上。

■B工法性能
W値とは、「WECPNL(加重等価継続感覚騒音レベル)」の略で、飛行回数、航空機騒音の強さなどから算出された「うるささ指数」の単位です。

3. 商品の特長

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玄関ドア/引戸(外郭防音)

1. 商品バリエーション

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2. 基本性能

玄関ドア
玄関引戸
耐風圧性
JIS A 4702に規定する耐風圧性の等級S-2とする。ただし、風圧力の高い地域及び建物については適切な等級とする。
JIS A 4706に規定する耐風圧性の等級S-2とする。ただし、風圧力高い地域及び建物については適切な等級とする。
気密性
JIS A 4702に規定する気密性の等級A-4とする。
JIS A 4706に規定する気密性の等級A-4とする。
遮音性
5㎜以上のガラス入において、T-1かつ500Hz(1/1オクターブバンド)における音響透過損失が25dB以上に適合する。
5㎜以上のガラス入において、T-1かつ500Hz(1/1オクターブバンド)における音響透過損失が25dB以上に適合する。
遮音性能
試験結果
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3. 商品の特長

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サンフレッシュ

古くなった開口部には不快感と不安、そして危険がつきまといます。開口部のリニューアルは、居住性能と空間のイメージアップにつながり、建物の 経済効果を一段と高めます。三協アルミの「開口部サンフレッシュ」には、既存建物の用途や規模、既存枠の劣化状況にフレキシブルに対応できるよう 、4つの工法を用意。新規サッシは、豊富なラインアップの中から、目的に合わせたグレードがお選びいただけます。

1. 商品バリエーション

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システムサッシ「サンミッテⅡ70」をベースに4つの工法でフレキシブルに対応します

1つの機種で、耐風圧、遮音などさまざまな性能が選べ、窓種も豊富な中層ビル用システムサッシ 「サンミッテⅡ70」を中心に、持出し・ノンシール・カバー・引抜きの4つの工法を用意した適用 範囲の広い改装工法。高性能エアタイトサッシ、断熱サッシなども必要グレードに応じて対応可能です。

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集合住宅の開口部リニューアルに最適安心&スピーディなBL認定改装工法

「性能・経済性・将来にわたってのアフター・メンテナンス」という観点で創設されたBL認定制度に 合致する、当社のBL改装工法。一般アルミサッシ改装と同様、持出し工法など4つの工法が選べ、当社 BL認定サッシを使用。性能はもちろん、室内の行動を妨げずに1日で工事が完了するスピーディで 確実な仕上がりで、集合住宅の居住空間グレードアップを実現します。

2. 工法について

撤去工法
はつり工法

3. 商品の特長

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持出し工法

新規サッシを外に持出し、開口面積を最大限に生かします

新規サッシを既存サッシ枠の外部に持出して取り付ける外付け方式ですので、既存開口面積が最大限に生かせ、開口部改装の欠点である開口面積の狭小化を防ぐ、画期的な改装方法です。

・ 既存開口面積が最大限に生かせます。
・ 窓台が大きくなり、出窓感覚のゆとりスペースが実現。
・ ねじ止め方式で、簡単施工。居住しながらの工事も容易です。
・ 窓台スペースが有効に活用でき、アルミ室内建具(紙障子、ガラス戸)や、カーテン、ブラインドなどが取り付け可能。

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専用枠(持出し一体枠)

ポピュラーな引違い窓専用に開発したコストパフォーマンスの高い改装専用一体枠
対応窓種 / 引違い窓(2・4枚建)のみ
取付方法 / ねじ止め方式

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ホルダー枠(一般枠)

対応窓種 / サンミッテⅡ70、SH防音Ⅱ/Ⅲ型
取付方法 / ねじ止め方式

ノンシール工法

足場を設置せずに室内側から施工できる、ノンシール工法

等圧原理を応用した、省メンテナンスのノンシール工法。補助部材と既存スチール枠とが、タイル材によって気密壁をつくり、漏水を防ぎます。また、万一の場合、水の浸入やスチール枠の漏水も、たて枠か、たて枠補助部材をつたって外部に排水しますので、躯体を傷めず安心です。

専用枠

取付方法 / ねじ止め方式

カバー工法

既存サッシ枠に新規サッシをかぶせるシンプルで標準的な工法

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専用枠(カバー一体枠)

外部見切り材不要の一体枠で、窓改装の経済性と省力化を追求
・ 見切り材不要の専用一体枠で、スピーディ施工とスッキリ納まりを実現
・ 外観意匠を重視して極力小さくしたコーキング代

対応窓種 / サンミッテⅡ70、引違い(2枚建)・完全内はずし引違い窓

取付方法 / ねじ止め方式

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アタッチメント方式

一般のRC対応枠(M枠・S枠)を使用したカバー工法
M枠:新規サッシに水切と額縁を用いてかぶせた方法
S枠:新規サッシに外部専用見切材と水切、額縁を用いてかぶせた方法で、サンミッテⅡ70・100をはじめ、高性能エアータイトサッシ、断熱サッシまで全シリーズに対応できます。

対応窓種 / M枠:サンミッテⅡ70、S枠:ビル用サッシ全シリーズ

取付方法 / M枠:ねじ止め方式、溶接方式、S枠:溶接方式

引抜き工法

既存サッシ枠を引抜き、開口部一新。既存枠の劣化が激しい場合に最適です。

・ 持出し枠形状の新規枠で既存開口面積が有効に生かせます。
・ 外部上枠・たて枠には補助部材が不要ですので、スッキリ仕上がります。
・ 下枠用額縁には、結露受けタイプ、掃き出しタイプも容易。

※ サンミッテⅡ70の他、改装専用補助部材の使用で、当社ビル用サッシ全シリーズに対応。

アタッチメント方式(一般枠)

補助部材と専用アンカーで固定する引抜き工法

対応窓種 / サンミッテⅡ70、SH防音Ⅱ/Ⅲ型

取付方法 / ねじ止め方式、溶接方式