アスベスト除去 ( ベストクリン工法 )

アスベストが人体に及ぼす有害性については社会的に問題になっており、取扱については一定の規制がされています。

概 要

アスベストが人体に及ぼす有害性については社会的に問題になっており、取扱については一定の規制がされています。特に吹付けアスベストからアスベスト繊維が飛散し、それを吸入することにより肺ガン等の疾病にかかる危険性があると言われ、そのためにこの吹付けアスベストを除去する工事あるいは封じ込め工事が行われています。

「ベストクリン700」は、アスベスト除去工事におけるアスベスト粉塵の飛散を抑制するための処理剤で、アスベスト表面にスプレー処理することによりアスベスト層に良く浸透し、アスベスト繊維を湿らせて粉塵の飛散を抑えます。

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「ベストクリンG-2200K」は、除去工事後におけるシーリング処理剤で、エアレススプレーガンにてアスベスト除去面及び養生面にスプレー処理を行うことにより、残存アスベスト繊維を良く結着被覆し粉塵の飛散を抑えます。

「ベストクリン700」「ベストクリンG-2200K」ともに、水系の処理剤でスプレー時の臭気や刺激等はほとんどなく安全性の高い処理剤です。

※2020/7/22(除去工法)の建設技術審査証明を更新しました。

技術審査取得

ベストクリン工法(除去工法)

ベストクリン700 BCJ-審査証明-79

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※2020/7/22(除去工法)の建設技術審査証明を更新しました。

薬剤の特徴

ベストクリン700
ベストクリンG-2200K
荷姿(18㎏入りペール缶)

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主な特徴
・ アスベストに対する保湿性良好
・ アスベストに対する結束性を有している
・ アスベストへの浸透性・拡散性が良好
・ アスベストに対する結束性・被覆性が良好
・ 下地及び上塗り塗料の密着性が良好
・ 難燃性・ 錆発性が少なく、耐久性がある
浸透性

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安全性
・ 水系の処理剤でスプレー時の臭気や刺激等はほとんどなく安全性の高い処理剤です
・ 労働安全衛生法、消防法の危険物に該当しません。また引火性もありません

薬剤の性状

ベストクリン700
ベストクリンG-2200K
外 観
透明液状
白色エマルジョン
成 分
天然高分子誘導体
アクリル系エマルジョン、無機物他
p h
7±1
7±1
比重(20℃)
1.012 *
1.136 *
凝 固 点
-1℃ *
-1℃ *
臭 気
なし
ややエステル系芳香
スプレー刺激性
なし
なし
水希釈性
良好
良好
引 火 性
なし
なし

注)* は実測値で規格値ではありません。

薬剤使用上の説明

1. 除去工法およびシーリング工法(標準)

「ベストクリン700」は、アスベスト層に湿潤性と共に被覆性・結着性を与え、除去に際して粉塵の飛散を抑制する薬剤です。
使用は、「ベストクリン700」の原液を除去するアスベスト層(面)に十分に塗布し、層の内部まで良く浸透してから除去して下さい。

2. 除去工法およびシーリング作業工程表(標準)

(「施工方法参照」)

調 査

どのような対策、処理方法を行うかは事前調査を十分行った上で選定する事が必要です。

1. 吹付けアスベストの使用部位等の確認

吹付けアスベストが使用されている部位、その部位の面積厚さはどの位か。

2. アスベスト種類の確認

対策を考えるためにも、アスベストの種類を確認する必要があります。

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3. 目視による表面状態の確認

劣化、損傷がどの程度であるか確認します。

4. 吹付け面下地の調査

吹付け面の下地の材質がどのようなものかを調べておくことが必要です。

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施工方法

1. 除去工法およびシーリング工法(標準)

アスベストの除去作業(養生、保護具、環境調査および処理方法等これに関連する作業)は、法規制に従って行っています。

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